OFFICE

/事業を10倍に拡大するOffice空間
/株式会社EUCALIA
/Design & Construction
/2022

事業を10倍に拡大するOffice空間

病院経営支援など医療業界で広範囲な事業を展開するユカリアの移転プロジェクトとして、1フロアに別オフィスにて運営していた各事業部署が一堂に会した。

この超成長企業のオフィスを計画するにあたり、成長可能性・存続性・信頼性という3つの柱を軸に、更なる事業拡大を図るオフィスをデザインした。

まず、成長可能性としてプロスポーツチームのチームビルディングを取り入れた。
各事業部が同じ空間に集まることから、個々の集まりである「グループ」を同じ目標にベクトルを向けた「チーム」へと移行させることによって120%の力を発揮するジャイアントキリングゾーンまで導く仕掛けを設けた。
コミュニケーションの量と質を増やすために、気兼ねなく発言できるスモールグループから大人数で目的を共有するビッググループまで集まれる可変型コミュニケーションコアをオフィス中央に配置した。

次に、存続性として会社の成長や社会情勢によって可変できる空間のフレキシビリティを持たせた。
オフィスイクイプメントのような見せたくない空間を壁で囲い、この大小様々なBOXを壁側に配置していく。
オープン空間よりも囲った空間によって壁量が増え、機能を隠すだけでなくその壁量によって、帰属意識・デザイン性を高めるための仕掛けに使用した。
また、このBOXを繋ぐ導線を斜めに作ることによって、人の視線を動かし、コミュニケーションを誘発する。

信頼性を生むために、オフィス空間における企業ブランディングを最大化する。
コロナによってテレワークが増え、出社の機会が減る中で多様性を持ったワークスペースが企業カルチャーを具現化し、働く人や訪れる人に帰属意識を持たせることができる。
BOXによって増えた壁量をブランディングウォールとして、企業イメージやスローガンをグラフィックとして表出する。
又、多様な執務空間やデザイン性の高さが採用にもつながる。

office_eucalia

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