/2つの軸が交錯するオフィス空間
/株式会社EUCALIA
/Design & Construction
/2024

2つの軸が交錯するオフィス空間

病院経営支援など医療業界で広範囲な事業を展開するユカリアの移転計画に続き、19階への増床計画。
建築的な条件として柱を軸としたY方向のグリッドを基準に部屋を配置することで、効率的なレイアウトと共に設備等の移設に伴うコストインパクトを最小限に抑えた。
2つ目の軸としてX方向にはボリュームの異なるボックスをイレギュラーに配置し、X-Y軸によって生み出される余白が、空間を仕切りパブリックとプライベートを繋ぐ役割を果たしている。
ボックスボリュームによって凹凸を持たせた会議室・オフィスイクイプメント空間の段差を利用し、室名サインを表出させるアクセントウォールとした。
ボックスの凹凸が緩やかに湾曲した室内動線を作り出し、見渡すように室内を歩くことで新たなコミュニケーションを創出させる。