/AIDMA理論に基づいたアパレル型ドローンスクール
/株式会社ハミングバード
/design & construction
/2022

AIDMA理論に基づいたアパレル型ドローンスクール

昨今、おもちゃ売り場や家電量販店でも多様な機種が売られ、身近な存在になりつつあるドローン。スクールも2017年から2021年の間で約３倍に増加。
市場競争環境は激化の一途であり、更なる集客力が求められている中、これまでのスクールを超えたアパレル型ブランディングを提案した。

アパレルにはものを売るショップ機能に加え、人を惹きつける、楽しいといった認知と興味を強く発信する特色があり、AIDMA理論の中でも来店をうながす認知（ATTENTION）と興味(INTEREST)をさらに加速させる。

テーマは西海岸。白や木目を基調としたインテリア空間に、雲をモチーフとしたTシャツやキャンバスパネルなどが並び、セレクトショップのような空間が広がる。

3面の飛行場は朝夕の海と空が広がる西海岸をイメージしたグラフィック空間。自分の代わりドローンが自然の中を自由に飛び回るかのような疑似体験が、ドローンを飛ばすという行為自体の楽しさを最大化させる。ガラスパーティション越しに見える西海岸空間の中をドローンが自由に飛び回る様は、ショーウインドウを感じさせる。

出店場所も物販フロアとすることで、周囲の有名ブランド店舗にも馴染むインテリア空間でありながら、ドローンが優雅に飛んでいる違和感に館内の人々の注目を集める。