HOTEL

/時の重み、静謐な和の癒し
/株式会社 菊水
/ interior design
/2023

南禅寺参道 菊水
呉服商でもあり茶人でもあった寺村助右衛門の旧邸に、7代目小川治兵衛が手掛けた約400坪に及ぶ名庭園を囲む、オーベルジュホテル・南禅寺参道 菊水。
観光客であふれる京都の中でも、格式高い南禅寺周辺に建つ菊水は、かつての別荘地の静謐さを残し、琵琶湖疎水のせせらぎが聞こえる清閑なエリアに位置する、隠れ家的な旅館である。


時の重み、静謐な和の癒しSPAスイート
菊水の代名詞ともいえる池泉廻遊式庭園を中心に、全客室とレストランがこの庭園に面して設けられたこれまでの客室コンセプトとは異なり、隠れ家的おこもりステイ型のSPAスイートを作ることで、菊水の新たな魅力を付加した。
使われていなかった大浴場を改修したことから、独り占め銭湯のような大きな風呂、寝湯、ミストサウナ、露天風呂など、一日中、心ゆくまで風呂で過ごすことのできるスパエリア「ゆ処」と、まったりごろごろくつろぐことをコンセプトにしたゴロゴロエリア「ね処」にて構成される客室。
脱衣の楽な浴衣風館内着を用意することで、思いのままに風呂部屋で癒されて、そのままベッドダイブなんていう、まったりおこもりステイの極みを実現できる客室としている。

hotel_kikusui

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