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/2021

アートなOffice

MIC株式会社の製作拠点である多摩ファクトリー併設オフィス改修計画。 MICの持つ印刷技術や設備を紹介する場として多くのクライアントが来訪する。
一般的な工場併設オフィスは無機質な空間が多く、あくまで工場の付帯設備として考えられている。
多摩ファクトリーでは、工場とアートというある種対極の関係性を結びつけ訪れる人たちにMICのクリエイティビティを表現する場とした。

ラグジュアリーギャラリーのような高級感と落ち着きある空間でクライアントを出迎え、MICのアイデンティティでもあるPOPなグラフィックがMICスタイルのおもてなし空間を完成させる。
エントランスやオフィス入口に掲げられたサインは、印刷の原点でもある活版印刷から着想し、壁面に凹凸感を作りあたかも版で押されたようなデザインとした。
また、エグゼクティブミーティングルームやプレゼンテーションルームには頭文字の「M」をモノグラムに配したグラフィックで、ラグジュアリーなおもてなし空間の中にPOPな要素を取り入れている。