FOOTBALL

/ワールドカップで優勝するためのロッカールーム空間
/JFA National Football Center Locker Room
/公益財団法人日本サッカー協会
/interior design & construction(JV)
/2019

日本サッカーの強化、育成、人材養成を目的としたナショナルフットボールセンターのロッカールームプロジェクト。

「ワールドカップで優勝するためのロッカールーム」をテーマに心理学的なアプローチやコミュニケーションの質を高める仕掛けで個の力を超えたチーム力を生み出し、チームビルディングの最大化を実現した。

チームビルディングでは4つのステージ、「形成期」「混乱期」「統一期」「機能期」を経て、個の集団である「グループ」から同じベクトルを共有する「チーム」へと成長する。「あうんの呼吸」といった チームとして最大限に機能、連携される「機能期」まで成熟すると、番狂わせとも言えるほど格上のチームにも勝つ、ジャイアントキリングが可能な領域に達する。

選手同士が正対しないフレキシブルテーブルによって、気軽に話せる環境を作り心理的安全性を確保するとともに、様々なシーンに合わせて可変することでコミュニケーションを倍増させる。スローガンが貼られた壁面を叩くことで己を鼓舞するフリッピングボードなど、選手のオンオフを切り替える。 ロッカー上部のヒストリーウォールや天井のエンブレムなど上部空間をデザインすることで、選手の視線を自然とルックアップし気持ちをポジティブにさせる。
また、ヒストリーウォールは代表としての「誇り」や「使命感」に働きかけ目標を共有できる空間となった。建築的要素や家具の仕掛けによって、選手の心理状態を導き、コミュニケーションを最大化する空間となる。

入口には迎え入れるためのウェルカムウォールを設けることで、男子日本代表やなでしこジャパン、施設ツアーなど様々な利用形態に合わせて入口空間が可変する。象徴的なエントランスの光カベを作り出すために、安価なイベント什器を用いることで、短い時間で可変可能な中間的建築として仮設的なイベントと不変的な建築を融合させた。

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