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/2021

Hotelを感じる邸宅空間
代々木上原の低層集合住宅リノベーション計画。
既存の２部屋を１部屋とし、中心的な役割をもつリビング＋ダイニング空間に非日常性を加える。
空間に合わせて設えた特注品の大型L字ソファ、既存壁の制約を利用したホテルのデイベッドのようなダイニングベンチ。
リビング＋ダイニング＋キッチンのひと続きの空間は、家の主役となるとともに、これまで個別で過ごす機会が多かった家族に集まる行為を促す。全体はシンプルながらモールディングや真鍮目地といったデティールにこだわり、 デザインされたセミオーダーのラグジュアリーな水回りが、ホテルのような高級感を得られる。
あえて残したキッチンカウンターと同じ大理石を新しいデザインにも使用することで、この住宅がクライアントと歩んできた歴史を尊重しながら、親和性を持たせている。